――マイの第一印象はいかがでしたか？
百瀬　オーディションを受ける前に5人全員の資料をいただいたんですけど、ひと目惚れしたのがマイちゃんでした。おくれ毛がくるくるしているお団子ヘアが「かわいい！」って。あと、マーメイドのような儚げな雰囲気もありながら、顔つきがキリッとしていて賢そうで、そのギャップにもやられましたね。 立ち絵を見ただけでマイちゃんの声がイメージできるくらい「この子を受けたい！」「この子を演じたい！」と思いました。

――ただ、かわいいけれど「クールな現実主義者」なんですよね。
百瀬　そこは、私自身とリンクするところがありました。 セリフも納得できることが多かったので、アフレコではマイとして自然に話すことができた実感があります。たとえば、PVにあった「私、長いものに巻かれろタイプなの」というセリフは、15歳でそんなことが言えるんだと驚きましたけど（笑）、文脈を見れば「なるほど」と納得できますし、こういう子が将来「しごでき」になるんだろうなと思いましたね。

――それもあってか「ツッコミ役」ともいわれていますね。
百瀬　はい。それも単なるツッコミではなく、わちゃわちゃしているみんなをまとめて、話を展開させるための「回し」的なツッコミですね。キョウカさんもまとめ役を担えそうですけど、意外とふんわりした言い方をすることが多いので。マイはドライでスパッとした性格だからガンガンいける。そういうところがツッコミ役に向いているんでしょうね。

――そのあたりはマイの注目ポイントにもなりそうです。
百瀬　まさにそうだと思います。一見、あまり他人に興味がなさそうなマイちゃんが、どんな風にユイナたち4人となじんでいくのかといったところにも注目してほしいです。

――では、そんなマイにひと言メッセージを送るなら？
百瀬　マイちゃんはフルーツサンドが好きなんですけど、私もそうなんですよ。なので「一緒に食べに行って、いろいろ語りたいね！」と伝えたいです。そして……マイちゃんの魅力がみんなに伝わるように、まずは私がマイちゃんをたくさん愛するからね！