太陽に仕える12人の星娘たち

Cover Artカバーアート

太陽に仕える12人の星娘たち

Febriのカバーアートは、2023年4月からイラストレーター LAM さんによる1年間のコンセプト連載「太陽に仕える12人の星娘たち」がスタート。 太陽系をモチーフに、あたかも太陽に仕えるがごとく、そのまわりを巡る星たちのビジュアルイメージをお届けしています。

第5回目は地球ともなじみ深い「赤い惑星」火星です。酸化鉄に覆われた赤い惑星はその見た目と反して非常に寒く、燃えるような赤とはギャップがありますね。火星といえばH・G・ウェルズの小説『宇宙戦争』に始まり、地球を侵略する宇宙人のモチーフとしてよく使われてきました。レトロなイメージですが、タコ型の宇宙人が印象的です。また、英語名の「Mars」はローマ神話の軍神を表し、赤い惑星に戦火と血を連想したようです。そんなイメージから「タコ型火星人を統べる姫」が浮かびました。(LAM)

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