太陽に仕える12人の星娘たち

Cover Artカバーアート

太陽に仕える12人の星娘たち

Febriのカバーアートは、2023年4月からイラストレーター LAM さんによる1年間のコンセプト連載「太陽に仕える12人の星娘たち」がスタート。 太陽系をモチーフに、あたかも太陽に仕えるがごとく、そのまわりを巡る星たちのビジュアルイメージをお届けしています。

第6回目は太陽系最大の大きさ、質量を誇るガス惑星「木星」です。高速で動く雲が生み出す独特な縞模様が美しく、「大赤斑」と呼ばれる巨大な目のような渦も特徴的ですね。中国では十二次を司るもっとも尊い星「歳星(さいせい)」と呼ばれ、道教においては「天形星(てんぎょうせい)」の名で神格化され、恐れられたそうです。そんな木星を大柄なキョンシー風のイメージで描いてみました。太陽神からの勅命で永遠の命を与えられ、太陽系の門番として防衛を担っています。キョンシーのように関節が硬直しているとかではなく、面白いからという理由で普段からキョンシーのフリをしています。それにしても最近は木星をモチーフにする機会が多く、何かと縁がありますね。(LAM)

  • ©LAM/一迅社