ガールズ&パンツァー 最終章 エンサイクロペディア

朝までに決着がつくんでしょうか? 【台詞】

第2話でも居眠りをしていた、よく寝る人代表の華。すっきり爽快系と思しき目薬で疲れ目ケア。照準器越しに暗闇の中、相手戦車を凝視しているのだから、目の疲労は相当なはず。

当たり判定の小さいやつらめ 【台詞】

ぴよたんの台詞。狙っているはずなのに当たらない、そんな気持ちを代弁している。ゲーマーとしては判定が小さいのは自機だけでいいし、敵の判定は見た目通りであってほしい。

アドベントカレンダー 【一般】

継続高校学園艦で行われているクリスマスマーケットの屋台で、オーナメントなどとともに置かれていた家のような形の小さな棚。欧米で広く使われているクリスマスまでの日数を示したカレンダーの一種で、期間中毎日ひとつずつ「窓」を開くと、中にはお菓子やおもちゃなどが入っている。フィンランドを含む北欧の国々では、これを「ユール・カレンダー」とも呼ぶ。

アヒル作戦 【世界】

作戦名は福田が口にしている。相手を驚かせる作戦が同じ内容で、お互いに驚いているあたりのシンクロ率は、『劇場版』以降距離を縮めた彼女たちならでは。その外見で相手の意表を突くだけでなく、砲塔の方向を悟られにくくできるのがアヒル作戦の妙味。

アマレット 【人物】

CV33(ペパロニ車)の操縦手を務める1年生(写真左側の女の子)。名前が判明したのは、最終章ドラマCD1『~テスト勉強です!~』より。聖グロ戦ではCV33の機動性を生かし、クルセイダーを水没させる活躍を見せた。声/山本希望

あんこう無双 【台詞】

村で2輌、追撃に入ってからジャンプした車輛で1輌、跳ね跳ね作戦で2輌と、短時間で5輌も撃破しているのだから、他校としては背筋が凍る思いだろう。

あんこうを制すれば戦車道を制す 【台詞】

やや思い込みが強い西の台詞だが、あんこうチームがいかに強く、また、強さだけを求めないその戦車道が他校から注目されているのかがわかる。

一式装甲兵車(ホキ) 【軍事】

いっしきそうこうへいしゃ。日本陸軍の装甲兵員輸送車。次項のホハと違って、こちらは駆動部がすべて履帯。後部を荷台にした「一式装軌貨車」と呼ばれるタイプが、継続戦を観戦する知波単メンバーの脇に停まっていた。

一式半装軌装甲兵車(ホハ) 【軍事】

いっしきはんそうきそうこうへいしゃ。日本陸軍の装甲兵員輸送車。半装軌車とは、車輪と履帯を併用する車輌で、英語で言うハーフトラックのこと。知波単戦で、撃破された大洗女子のチームが観戦に用いた。

いつものやつ 【台詞】

学園艦のバー「どん底」でこう言って注文する麻子だが、出てくるのがクリームソーダなのがかわいい。一方、名物を断らずに飲み続けていたため、ハバネロクラブが好物と思われている桃はちょっと不憫。

糸車 【一般】

かつては農村の暮らしに欠かせなかった、糸を紡ぐための道具。継続戦で糸車が揺れるカットは、田舎的な情緒を感じさせて印象に残る。

犬吠埼灯台 【一般】

いぬぼうさきとうだい。帰路についた知波単列車の背景に登場した千葉県銚子市にある灯台。列車は近くを走る銚子電鉄の線路を北に走っていく構図となっている。

いぶりがっこ 【一般】

『ダイコン・ウォー!』でベルが作っていた漬け物。秋田県の郷土食で、野菜を燻製乾燥させて作る。余談だが、秋田県のにかほ市は大洗町の友好都市で、道の駅でガルパン関連商品が売られたこともある。

入間アンナ 【人物】

いるまあんな。黒森峰でⅢ号戦車J型の車長を務める、ボブヘアの少女(写真いちばん左)。プラウダ戦ではエリカの頼みで搭乗車を入れ替え、ティーガーⅡの車長としてエリカたちの攻勢をサポートしていた。声/上坂すみれ

ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦 【軍事】

聖グロvsアンツィオ戦でアンツィオが路地に入る直前の海上にいたイタリアの戦艦。同型艦として、ヴィットリオ・ヴェネト、リットリオ、インペロ、ローマの4隻がある。

掩体掘削機 【軍事】

えんたいくっさくき。陸上自衛隊の装備でパワーショベルの一種。サンダースvs継続戦で、60式の後方に停まっていた。掩体とは、土嚢やコンクリートなどで作る、射撃や防御のための設備のこと。→ 60式

大洗の女 【世界】

『ダイコン・ウォー!』のラストに流れる歌。ジェーンが歌っている。同じフレーズを繰り返す印象的な歌詞は、往年の西部劇ドラマ『ローハイド』の主題歌を思わせる。

海賊が海賊旗を外すなんざ、船を降りるときだけだ 【台詞】

こう言って旗を外す決断を嘆くムラカミに「まだ心には旗が翻っている」と返すお銀。知波単戦での手痛い敗北を経て、彼女らもひとまわり成長した。

回転しているけど回転してないレシーブ 【台詞】

磯辺典子の台詞。車体は回転しながらも、砲塔は固定して相手を迎え撃つ(レシーブ)作戦。じつはかなりの力技で、車内では砲塔を逆方向に激しく動かしていた。坂の傾斜を使ったエンジングリル狙いの一撃は、意図を察した福田のとっさの指示がなければ決まっていた。

囲まれました! 【台詞】

みほはあえて敵の作戦に乗った? この台詞の直前、あんこうの撃った雪だるまから平然とT-26が出てきたのは、頭に隠れていたから。

風が吹けば桶屋が儲かる作戦 【世界】

知波単が大洗女子に仕掛けた作戦名。何かがきっかけで別の何かが連鎖的に引き起こされ、誰かの益にもつながるということわざがそのまま使われている。命名者である西は、夜戦慣れし、機動力のある知波単車輌で大洗女子の各車輌に一撃離脱攻撃を繰り返して分散を誘えば、大洗女子の要であるみほがいるあんこうチームを追いつめられると考えた。見えないところでの連鎖反応を前提とすることわざの意味を考えると、徹頭徹尾自発的な働きかけで推移する作戦に対しては的外れな命名と言える。

上西千代子 【人物】

かみにしちよこ。特二式車長。西原らとともにアリクイさんチームを撃破。さらにウサギさんチームを相打ちで仕留めるなど、多大な戦果を上げる。趣味は100円ショップめぐりで、得意泳法はバタフライ。友人からは「座敷わらし2号」「座敷わらし(大)」と呼ばれている。声/森谷里美

火薬庫 【軍事】

サンダースvs継続戦で、M4が索敵のため登っていた台形の地形は、小松基地の火薬庫がモデル。

カランバール 【一般】

大洗女子と知波単の試合が長期戦となり、湯船に浸かりながらケーキを欲するマイペースなマリーに、先輩OGのアズミがすすめたフランスの庶民的なお菓子。

代わりに敵の位置を見てもらえますか 【台詞】

みほの台詞。知波単戦で、夜目の利く麻子に状況把握をまかせるため、麻子を車長、優花里を操縦手、自身を砲手に据えるポジションチェンジを敢行した。3人とも変更後のポジションでも優秀で、とりわけ麻子の簡潔にして的確な指示ぶりは印象的。

換気塔 【軍事】

特二式の後方にあるパーツ。水上走行のための装備で、上陸時には切り離せる。同様の装備である展望塔とともに、Ⅳ号に足場にされた際に吹き飛ばされるも、西原らが手際よく再装着していた。結構な重量と思われるが、知波単女子はたくましい。

観客席(無限軌道杯準決勝) 【世界】

今回もネタ満載。秋山夫妻や五十鈴百合と新三郎、おばあといった家族たちの他、船舶科の不良コンビ、文科省役人、大洗のおじさん3人組が観戦。コアラの森学園や青師団高校(寒空にもかかわらず胸元が……)、大学選抜メンバーもいる。継続側は頭にリボン、制服をロングスカートにした民族衣装風の格好で踊る応援団、トロールなどの妖精を模した着ぐるみや被りものをした生徒も多い。

感写 【台詞】

玉田の言う写真の写にするとこうなる。もちろん、細見の言う「感射」でもない。西も「それも違ってないか」程度の認識で大洗さんへのお手紙が地味にヤバイ。

ぐにゅ 【台詞】

聖グロvsアンツィオ戦はTVシリーズ第7話やOVA『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!』を踏襲したカットで終了。なお、「ぐにゅ」は台本上の台詞で、本編ではその通りしゃべっているわけではない。

クリスマスマーケット 【世界】

ヨーロッパではクリスマスに食べ物や雑貨を売る屋台が街中に並び、お祭りのようになる。継続高校生以外にも、コアラの森学園の蕨たちや青師団高校のエルたち、さらに大洗女子やプラウダの生徒も遊びに来ていた。

継続高校学園艦 【世界】

フィンランドの文化を持つ学園艦で、船舶としてのモデルはフィンランド海軍が20世紀中に建造したイルマリネン級海防戦艦とされる。もっともイルマリネン級は全長90メートル台なので、他の学園艦とはシルエットから大きく異なるようだ。甲板上に街があるのは他の学園艦と同様だが、巨大な山体構造があり、中央部には山を遥かに越える高さの巨木がそびえ立つ。クリスマス時期に巨大なクリスマスツリーとして飾られるこの巨木は、北欧神話における世界樹「ユグドラシル」を模したものと思われるが、実在したイルマリネン級の中央部にも煙突と太いマストがあった。なお、イルマリネン級にはヴァイナモイネン級という2番艦が存在し、史実ではそちらが先に就航しているため、どちらもヴァイナモイネン級とされる場合がある。ちなみに、このふたつの戦艦の名前は、フィンランドに古くから伝わる国民的叙事詩『カレワラ』に登場する神々と同じである。

校勢調査 【世界】

『ダイコン・ウォー!』で、華が農業科に届けようとしていたプリント。学園艦は大規模なので、実情把握のため国勢調査みたいなことが必要なのだろう。

こっち来た! なんでだ? 【台詞】

上西千代子の台詞。一見、無謀に思える河川越えも「足場」があるなら話は別。哀れ、特二式内火艇はあんこうチームの踏み台に。通過時にふっ飛ばされた換気塔は、あとで西原たちが器用に回収した。→ 換気塔

この筋肉に誓って! 【台詞】

知波単追走を続けながら、ねこにゃーが叫んだ台詞。じつは大洗女子きっての肉体を誇るアリクイさんチームは、知波単との試合が深夜に及んでも意気軒高だった。戦車道とともにネットゲームをもたしなむ彼女たちにとっては、24時間連続プレイすら苦にならない!?

ご飯が世界一まずい学校 【台詞】

アンチョビの聖グロ評。英国料理に対する一時の評価が不当であることは今や周知の話だが、聖グロの食事はどうなのだろう? 紅茶はおいしそうだけど……。

小松空港 【一般】

サンダース対継続戦は、石川県の小松空港をベースに作られた舞台で行われた。小松空港は航空自衛隊基地に民間の空港が併設されており、基地見学ができたり、航空祭が開催されたりすることで知られている。戦いはサンダースが民間のターミナル側、継続が基地施設側に分かれたかたちで始まり、サンダースが基地側へと突入。しかし、ヨウコによる遠距離からの狙撃によってサンダースのフラッグ車であったアリサ車が行動不能になり、継続の勝利に決着した。

コルト M1851 ネイビー 【軍事】

『ダイコン・ウォー!』に登場するベルの銃のモデル。型番の1851は発売年を示す。広く使われたリボルバー式拳銃で、幕末の日本にもペリーの手で持ち込まれたと言われている。

こんな格言を知ってるか ! 【台詞】

ダージリンへのアンチョビなりの当てこすりなのだが、言おうとした「雨垂れ石を穿(うが)つ」はP40を買うためにコツコツ節約してきた彼女らの努力を思うと涙が出る……。

紗希、継続が勝つと思ってんの? 【台詞】

山郷あゆみの台詞。2回戦観戦時も、普段通りあらぬ方向を見つめていた紗希。試合にさほど興味ないかと思えば……。予想外の答えに、みんなはビックリ。

砂糖とミルク、メガ盛りで 【台詞】

麻子の台詞。朝はとことん弱く、朝日が昇るのを見るだけで睡魔に屈する麻子だが、深夜帯にはめっぽう強い。知波単との試合が深夜におよび、華が目薬をさす横で見開いた目を爛々と輝かせ、コーヒーを淹れてくれた優花里にこう要求した。

サルミアッキ 【一般】

北欧のアメで、真っ黒い外見と独特の風味が特徴。サンダースvs継続戦で紗希が食べていた他、継続のクリスマスイベントでテーブルの上に置かれていた。

サンタクロース村 【一般】

継続高校が待ち伏せに使用した村にある帽子のような特徴的な屋根の建物は、サンタクロース村の建物がモデル。フィンランドにあり、一年中サンタに会える。

ジェーン 【人物】

大洗女子学園農業科の代表にして保安官。乗馬と早撃ちに長け、農業科の治安維持に努めている。保安官という肩書が、自称なのか公認なのかは気になるところ。声/大西沙織

塩むすび 【一般】

ピザに対する福田のお返し。ペパロニは削ったチーズをトッピングして食べていた。普段はアレな彼女も料理に関してはひと味違うところを見せてくれる。

しまった、心得違いだった! 【台詞】

福田に警告された直後の西の台詞。ほぼ総力戦でようやく仕留めたあんこうチームだけに、心得違いもやむなし。でもこれ、フラッグ戦ですから……。38(t)改の飛び出し方から察するに、誘い込まれていたのは西たちのほうだった!?

十年式信号銃 【軍事】

池田が使っていた発射器。本来はさまざまな色の煙や光を発する信号弾を上げるためのものだが、今回は照明弾を上げるのに使用されていた。

照明弾 【軍事】

知波単が使用した発光弾。不意に使われると暗闇に慣れた目を眩惑されてしまうが、みほは目を覆いつつ、しっかり自分たちの周囲の索敵に利用していた。

ショットトラップ 【軍事】

砲塔下部で跳弾して装甲が比較的薄い車体上部から被弾してしまう現象。今回はマウスの車体前部にあるルーバーを貫通し、エンジンを直撃した。高所からとはいえ、ここに命中させたのは見事。カチューシャがますますカーベーたんを好きになってしまう……。

白い魔女 【人物】

継続高校のスナイパー、ヨウコのあだ名。

水筒 【軍事】

冒頭で優花里が持ち出した水筒は、ノルウェー軍が用いているもの。魔法瓶の機能があるので、コーヒーも温かいままお出しできます。

聖グロの韋駄天 【台詞】

せいぐろのいだてん。ドゥーチェが命名したローズヒップの呼び名 。紅茶はバシャバシャこぼすし、聖グロらしい優雅さはあまりなし。だけど、勢いだけはあってメチャ速い。……どちらかといえば彼女、気質がアンツィオ寄りなのでは?

卒業アルバム 【世界】

レオポンさんチームの中嶋麗羅、鈴木真莉阿、星野慶子、そしてアリクイさんチームの日吉葵(ぴよたん)のフルネームがここで判明。その他、一般生徒として金田明美、後藤夏帆、田中望美といった名も確認できた。なお、そど子だけニックネームがそのまま名簿に載っており、華の赤字修正がなければ大変なことになっていた。最終チェックと言われていましたよね、これ。

そのまま後退 【台詞】

クルセイダーの下に入り、海へ投げ捨ててみせたCV33。2輌目は視界を遮ることで海へ飛び出させている。ただ、落ちた車輌は浮いており、白旗も上がっていない。

それがウチのお家芸よ 【台詞】

継続OG、ルミの台詞。冬戦争時のフィンランドを思わせる、神出鬼没のゲリラ戦法を「これこそ、母校の持ち味だ」と言い、後輩たちを見守る。戦場が雪原であることも、継続有利といえる。

大脱走 【一般】

いつも映画から作戦を閃くウサギさんチーム、今回は1963年公開の名画を鑑賞。戦争を扱いながらも戦闘シーンのない作品だが、『最終章』第4話で生かされるか?

多勢に無勢逃げるが勝ち 【台詞】

CV33の機銃が怖いはずもなく、ローズヒップの台詞はその口調からも明らかに誘い込み。調子に乗ると手強いアンツィオだが、まだダージリンの掌の上か。

脱皮 !? 【台詞】

特二式のフロートがスペースドアーマーとして機能したことを受けてのウサギさんチームらしい面白い表現。M3はこれに苦しんで2輌撃破するも相打ちに。

小さな滴でも繰り返し落ち続ければ石を……何だっけ? 【台詞】

ドゥーチェの台詞。ダージリンのようにキメようとしてうまくいかないのが我らがドゥーチェ。さらに正解を聞いたあとに「穿(うが)つってなんすか?」と続けるペパロニ……。ノリで言っているだけと信じたい。

中型ドーザ 【軍事】

自衛隊の装備で、一般的な中型ブルドーザーに自衛隊向けの塗装と装備を施した車輌。サンダースvs継続戦で、隠れるT-26のすぐ左に停まっていた。

チュロス 【一般】

ジェーンが持っていた揚げ菓子。スペイン、ポルトガルからラテンアメリカに広まった。

跳開橋 【一般】

ちょうかいきょう。いわゆる跳ね橋で、本来は橋桁を上げて船などを通すための仕組みだが、継続高校は上がった橋桁を防御に利用していた。

ちょうちんあんこう作戦 【世界】

深夜の知波単戦でみほが発動した、Ⅳ号のライトを点灯させ、自らを囮とする作戦。みほを大洗女子の精神的支柱として考えている知波単の「打倒あんこうチーム」の思いを増幅し、結果的に「フラッグ車はあんこうチームではない」という事実から目を逸らせることに成功した。チョウチンアンコウは頭から伸びた竿のような誘引突起から発光液を分泌させ、先端の疑似餌を使ってエサとなる小さな魚などを呼び寄せる性質で知られている。

チョコ 【世界】

『ダイコン・ウォー!』での沙織の乗り馬。チームの中で、馬に名前まで付けたのは沙織だけ。そうした対応の賜物か、終盤には見事な人馬連携を見せた。

手影絵(黒森峰戦) 【一般】

ヴァイキング戦に続き、今回も大活躍だったカチューシャのハンドサイン。マウスをギリギリまで引き付ける指示は象と猫。集中砲火の指示はワニと白鳥。

デジタルミラー 【一般】

Mk.Ⅳの整備中にナカジマが使っていた。車のバックミラーの代わりに後方カメラの映像を映すもので、暗所でも使える。自動車部の備品なのかも。

トゥルンマー級砲艦 【軍事】

継続の学園艦のシーンで、手前右側にいた艦のモデルと思われる軍艦。ロシア帝国がフィンランドで建造し、フィンランド独立後に同国で用いられた。

突然眠気が…… 【台詞】

夜型体質で知られる麻子だが、ここまで極端とは。朝日を見る⇒眠気が襲う、というのは、もはや自己暗示レベル。

土手越しに進んでください 【台詞】

みほの台詞。あるはずの橋が落とされ、追い込まれてからの「機転と度胸」に恐れ入るあんこうチームの待ち伏せ作戦。陸から見えない傾斜地ギリギリで信地旋回して車体を停止させる、麻子の操縦テクニックもまたすごい。

唱えろラバさん! 【台詞】

細見は『最終章』第2話同様「知波単のラバさん」で福田を鼓舞しようとするも効果は薄そう。原曲「酋長の娘」の「Loverさん(恋人)」の意味ならとも思うが、福田にそういう人は……。

トヨタ トーイングトラクター 【一般】

継続戦でのナオミの照準器目線でのカットに映っていた特殊車輌。空港などで貨物などを牽引するためのGSE(航空機地上支援車輛)の一種。

とろりとした乳臭い食べ物 【台詞】

カルパッチョからすすめられたピザを食べた玉田の台詞。「チーズ」の3文字で済むところが、知波単的にはこんな言い回しになるのが趣深い。両手で頬張る玉田の隣で、西が箸でピザをつまんでいたりと、食べ方も人それぞれ。

何このずるっこい動き 【台詞】

「全然黒森峰じゃない」と予想外の戦法に戸惑うカチューシャ様。戦況把握のため、開いたハッチの上に立つ愛らし……もとい凛々しいお姿に注目。じゃないと遠くまで見えませんからね。

西住さんは大洗のすべての支えである 【台詞】

あんこうチーム撃破の意義を説く西の言葉。彼女が目指した、みほの早期戦線離脱を実現させたのは、知波単ではなく次戦の対戦相手の継続だった。

二時に敵です! 【台詞】

M3の高い車高があってこそかもしれないが、梓は周囲をよく警戒している。しかし、警告の甲斐なく、この後、三突は撃破されてしまう。それを見やる心配そうな顔も印象的。

西原八十子 【人物】

にしはらやそこ。特二式車長。前髪を切り揃えたおかっぱヘアから、仲間たちに「座敷わらし1号」というあだ名で呼ばれている。大洗女子戦では「2号」こと上西と行動をともにし、アリクイさんチームやウサギさんチームを牽制・撃破する。声/井上優佳→ 西原(第2話)

ぬいぐるみ 【世界】

池田が渡河を試みるシーンで飛び上がっていた虎とカエルのぬいぐるみは、知波単の汽車のポスターにも描かれている。知波単で人気のキャラなのかも。

農業科 【世界】

大洗女子学園の学科。実習区域の中心部は日本の農村風だが、外郭にはアメリカ西部風の荒野が広がっており、所属生徒もアメリカンな方向に濃い。

バイカルアザラシさんチーム 【世界】

カチューシャのT34/76を護衛するT34/85のチーム名。カチューシャが「黒森峰らしくない」と評したエリカたちの車輌を追う際に同行した。ちなみに、バイカルアザラシはバイカル湖周辺に生息する、小型で黒目がちの大きな目が特徴のアザラシ。プラウダでも動物名をチーム名に採用するようになったようだ。

バカでかいねずみ 【台詞】

エリカ率いる黒森峰の中核となるマウスに対する、カチューシャによる挑発的な言い回し。心なしか、カチューシャ自身のコンプレックスが見え隠れしているようにも感じられる。

長谷川タツ 【人物】

はせがわたつ。福田車(九五式軽戦車)の操縦手。赤いほっぺと、大きなリボンが目立つ元気少女。アヒルさんチームとの交戦時、視野確保のためクラッペを開けつつ「うしっ」と気合いを入れていた姿が印象深い。好物はおこわご飯で、餅はそうでもないという。声/伊瀬茉莉也

蜂谷千歳 【人物】

はちやちとせ。2回戦の大洗女子勝利時のアナウンス時、蝶野亜美に向かって左後方にいた陸上自衛官の女性(写真いちばん左)。階級は准尉で、年齢については蝶野より「たぶん年上」と水島監督がTwitter上でコメントしている。アンツィオと聖グロの一戦では、決着時のアナウンスも担当していた。声/津田美波

バックアタック 【台詞】

磯辺の台詞。バレーボールにおけるバックアタックは後列からの攻撃を意味するが、知波単の福田車が行ったのは、回り込んで敵の背後を突くバックアタック。磯辺の場合、とっさのことで使い慣れた言葉が口をついたというところか。

パトリアAMV 【軍事】

継続戦のモニター前で除雪をしていた装甲車。フィンランドの現用車輌で、6輪のものと8輪のものがある。装備の換装が容易で、多用途に使えるのが特徴。

はねはね作戦 【世界】

華が練習を積んでいたと思われる作戦。着弾時の装甲の角度によって跳弾する性質を利用し、1発の砲弾で2台の敵車輌を走行不能にする攻撃のこと。継続戦の状況から実現可能と見たみほが提案し、華が見事に実現してみせた。

ばんざーい 【台詞】

念願のあんこう車撃破に湧く知波単。目的が違っていることに気づかないのは相変わらずだが、首をひねっている久保田には新世代知波単組の片鱗を感じる。

ピーマン作戦 【世界】

『ダイコン・ウォー!』でみほが発案したジェーン支援策。銃を向けるふりをする→ 本当は持っていない→ 中身がないのでピーマン、という意味合いらしい。このわかりづらい命名意図を一瞬で汲んでみせたのは、みほをいちばん近くで支えてきた優花里の面目躍如といったところか。

ヒグマの冬眠並みにじっとしてなさい 【台詞】

カチューシャの台詞。いざ動かないといけなくなった際、塹壕にフィットしすぎて動けなくなっていたクラーラ車。ちなみに日本に生息するヒグマ(エゾヒグマ)の冬眠期間は、通常4~6カ月ほど。

ひなちゃん、しっかりー! 【台詞】

聖グロとの試合を繰り広げる、アンツィオ高校のカルパッチョに向けられたカエサルの声援。聖グロ優勢の空気のなか、「アンツィオが勝ったほうが大番狂わせで面白い」という左衛門佐の発言を受けて口々にエールが贈られ、どさくさに紛れるように普段とは異なる素に戻った声で発せられた。

ひまー 【台詞】

M3主砲砲手は三突同様、敵が後ろだとやることがないが、あゆみのこの台詞は特二式戦の伏線か? はねはね作戦のように、あの二門同時発射にも技名プリーズ。

ヒャッホウッ最高だぜーっ!! 【台詞】

優花里の台詞。みほの指示で操縦手をまかされ、TVシリーズ第2話以来となるひさびさのパンツァーハイ状態に突入。普段から訓練していたのか、操縦の腕も見事なものだった。

平井花子 【人物】

ひらいはなこ。福田車の砲手で、後ろ髪をおさげの形で結っている少女(写真右)。アヒルさんチームとの交戦では、奮戦する仲間とともに懸命に狙いを定めていた。泣き虫だった自身を変えるためブラジリアン柔術を習い始めたが、腕前はイマイチとか。声/安済知佳

プーッコ 【一般】

フィンランドの伝統的な汎用ナイフで、同国では現在も広く使われている。継続のクリスマスイベントで、テーブルの上に置かれていた。

ファルファーレ作戦 【世界】

聖グロに攻撃を仕掛けた際のアンツィオの作戦名。ファルファーレはイタリア語で「蝶々たち」を意味し、蝶ネクタイ型のパスタの呼び名でもある。CV33の小さく機敏な性質をチョウチョに見立て、攻守に役立てる作戦だが、ペパロニはパスタのほうを思い浮かべたらしく、まずトマトかクリームのソースで食べたいと食欲ばかりを目立たせていた。

フィールドオーブン 【軍事】

継続戦でアンツィオ組の脇に停まっていたのは、イタリア軍が用いた野戦用の移動式調理機材。カルパッチョが供したピザは、これで調理したと思われる。

プッタネスカ 【一般】

西たちはピザ以外にこのパスタもいただいた様子。玉田が箸を使わずに食べていたのがこれ。アンチョビやオリーブの入ったトマトソースパスタのひとつ。

プローチダ島 【一般】

聖グロとアンツィオの試合が行われた場所のモデルとなったイタリアの観光名所。港を擁する小さな島だが、カラフルな街並みが海辺に面した“映える”スポットとして知られている。イタリア映画『イル・ポスティーノ』(1994年)の舞台にもなっている。

ペパ 【台詞】

ペパロニのこと。カルパッチョの台詞だが、この呼び方は初お披露目。長くしゃべる余裕がない試合中ならではの短い呼び方なのだろう。

ベル 【人物】

『ダイコン・ウォー!』でジェーンが追っていたお尋ね者。罪状は大根泥棒で、いぶりがっこを作って学園の名産品にしようとするも、周囲に理解されなかったため窃盗に及んだ。秋田出身なのかは定かでない。声/田所あずさ

ヘルシンキ大聖堂 【一般】

観戦するルミのマグに描かれたフィンランドの首都ヘルシンキの代表的観光名所。東京で言えば東京タワー? 飲んでいるのはグリューワインらしい。

砲塔を七時に 【台詞】

みほのこの微妙な角度の指示は砲身を後方に向けつつ、麻子が操縦者ハッチから容易に出られるようにするため。ちょうど被弾したシュルツェンが外れている。

ホットワイン 【一般】

フィンランドにおけるクリスマスでの定番ドリンクと言えるのが、「グロッギ」と呼ばれるホットワイン。赤ワインもしくはぶどうのジュースに、オレンジやレモン、シナモンスティックなどのスパイスを投入して煮込んで作る。継続学園艦のクリスマスマーケットで、ミッコがノンアルコールホットワインを作っている様子や木のカップでがぶ飲みしている姿を見ることができる。

ポルシェ・ディーゼル 【一般】

『ダイコン・ウォー!』の冒頭で、沙織の近くに停まっていた車輌。かのポルシェ社が手がけたトラクターで、1950年代から60年代にかけて生産された。

ボルシチ! 【台詞】

カチューシャが砲撃指示とともに勇ましく叫ぶ。黒森峰の戦術はお見通し、と想定通りの展開にご機嫌な様子が伝わってくる。

迷子のお知らせ 【台詞】

サンダースvs継続戦終了時のメインスクリーンで流れていた迷子テロップで、「二角帽子をかぶりコーンパイプをくわえた3才くらいの男の子……」と表示されていた。二角帽はナポレオン・ボナパルト、コーンパイプはダグラス・マッカーサーが身に着けていたものとして有名。

麻子さん 【台詞】

麻子のことをずっと「冷泉殿」と呼んでいた優花里が『ダイコン・ウォー!』では名前呼びに。付き合いが長くなって打ち解けてきたのかもしれない。

マゴチ 【一般】

アリクイさんチームがトレーニングしていた水槽で飼育されている魚。漢字では真鯒。白身の高級魚だが、トゲが多いので、ここで泳ぐのはちょっと危険かも。

まだまだー! 【台詞】

フロートを盾に生き残ってみせた上西だが、最後は知波単魂が再燃したのかまっすぐに「突撃」してしまった。M3と相打ちにはなったので良しとすべきか?

メール 【一般】

継続勝利の知らせをメールで受け取った沙織。直前のウサギさんチームのカットで、梓がスマホでメールを打っているのはこの速報を送るためだろう。

目薬 【一般】

知波単との試合時間が12時間を超えた時点のⅣ号車内で、華は眠い目に目薬をさしていた。砲手としてスコープを覗き続けて集中を保つ身として必要なメンテナンスだが、さしたあとも眠気が残っていた様子。

もう一輌は……? 【台詞】

ナオミの台詞。継続のフラッグ車を追うサンダースの面々の中で、唯一冷静に残り車数を計算していた。しかし、相手の伏兵が自分を超えるような名狙撃手とは、さすがの彼女も予想できなかった。

もう1個、いけるもん 【台詞】

サンダースvs継続戦でハンバーガーを要求して桂利奈に「今、食べてるし」と突っ込まれたあゆみのちょっとすねた台詞。言い方がかわいい。なお、カロリー。

もぐら叩き 【一般】

継続のゲリラ戦法をももがーが揶揄した表現だが、正面からやり合わないことがゲリラ戦の本質。そのため、「叩こうとすると引っ込むにゃー」。

やっぱりサイドアンダーミラー欲しい 【台詞】

麻子の台詞。『劇場版』でも大洗磯前神社の坂を下るときに欲しがっていたが、今回も思わず要求したくなるようなみほの無茶ぶり。水面に浮かぶ敵車輌を足場にした渡河なんて、思いついても普通しません。なお、大洗ホテルが2017年に麻子の誕生日を祝して、Ⅳ号戦車D型(H型仕様)専用サイドアンダーミラーを販売している。

油圧ショベル 【軍事】

継続vsサンダース戦で、中型ドーザーの左側に停まっていた車輌。一般的な重機だが、ここに登場しているのは周囲の車輌と同様、陸上自衛隊仕様のもの。

ヨウコ 【人物】

継続の寡黙で真面目なスナイパー。少し融通がきかないとされる他は謎多き女性であるが、狙撃の腕は超一流。サンダース戦では、ナオミも舌を巻くほどの長距離射撃を決めてみせた。ミカからは「白い魔女」と称され、大洗女子戦では魔女の名にふさわしい戦果を挙げた。声/若山詩音

雪だるま 【一般】

サンタクロースの国とも呼ばれるフィンランドでは、クリスマスは一年のうちでもっとも大きなお祭りだ。クリスマスはキリスト教が普及する以前から土地に根づいていたが、やがてイエス・キリストの生誕を祝う祭りへ変化していった。「ユール」というクリスマスを示す言葉は、古い神話の時代から続くものだ。雪だるまが基本的に3段重ねで巨人のように大きいのも、そうした伝統に根づいた特徴だが、雪質の違いがあるため、日本では2段がせいぜいとなる。継続学園艦の他、継続対大洗女子戦の舞台となる雪中の小さな村(サンタクロース村)にも巨大な雪だるまがたくさん設置されていたが、内部には継続の戦車が潜んでいた。試合が始まる前、雪だるま作りに勤しむミカをアキが訝しんでいたが「一見愚かに見えることにこそ真実がひそんでいる」「冬ごもりの準備はすませてある」とアキに話しているところからも継続の戦術をうかがうことができる。

ユキヒツジさんチーム 【世界】

黒森峰戦でのフラッグ車だったクラーラ車を護衛するT34/76のチーム名。ユキヒツジは、ロシア東部に生息する大型偶蹄類シベリアビッグホーンの俗称。エリカのⅢ号戦車の急襲に応戦したが、フラッグ車は守れなかった。

リラはあってるっすー 【台詞】

ペパロニの台詞。「ゲリラ」を「ゴリラ」と聞き間違えたが、3文字中、2文字が合っているのでだいたいヨシ。もしや、ボケているわけじゃなくゲリラ作戦を知らないのでは……。そうなると、ゴリラ作戦っていったい?

リングアウトー! 【台詞】

ももがーの台詞。水陸両用の特二式を追いかけていたアリクイさんチーム、無念の水没リタイア。ゲーマーである彼女らとしては、格闘ゲームの「場外負け」的な意味合いが強い。

我が知波単学園、Ⅳ号戦車を大撃破 【台詞】

「是戦車道史に残る大戦果なり」と続く寺本の台詞だが、聖グロとの練習試合、サンダース戦、エキシビション、大学選抜と、Ⅳ号戦車はそれなりに撃破されている。

わかってはおりますが…… 【台詞】

撤退のショックから復帰し、次の作戦に向かう玉田の台詞。納得しきれない様子だが、以降、執拗にあんこうを追い、名倉や久保田などの盟友を失いつつも、最後はあんこうを自ら撃破する。正しく運用すれば強い玉田の特長が垣間見えた『最終章』第3話の知波単戦だった。

わかってるって~ 【台詞】

ミカの声掛けを受けて委細承知といった様子のミッコの台詞から、継続最後の仕掛けが動き出す。撃破できればそれも良しだが、T-26の待ち伏せはその後のヨウコの待ち伏せを隠し、継続が最後のカードを切ったとアリサに油断させる意図もあったのだろう。

私はこっちのほうが合ってるから 【台詞】

エリカの台詞。まほに言われた「自分だけの戦車道」を見出すべく、初心に戻ってⅢ号戦車を駆る。隊長として、黒森峰らしくあるべき、といった枠にとらわれない「エリカらしさ」が、プラウダ戦での勝利を引き寄せた。

私はそろそろ休ませていただきます 【台詞】

白熱する試合をよそに、マリーはテントに天蓋付きベッドを持ち込んで、ネグリジェにかわいいアイマスクで就寝モード。試合終了時にもぐっすり……なのだが、大口を開いてベッドからはみ出すなど、寝相が悪すぎる! 乙女最後の砦、よだれは死守した?

Bダッシュ! 【台詞】

ももがーの台詞。8bit時代のゲームファンにとって、ダッシュといえばBボタン。勢い余って水路に飛び込みかけた際、思わずねこにゃーが「Bダッシュキャンセル」を口にするも、あえなく水没。おヒゲのゲームでも急には止まれずツツッと滑りますよね、あれ。

FCL 【世界】

メグミが食べていたチキンのブランド。パッケージデザインモチーフは、サンダース大付属……もとい、カーネルさん家のサンダース。

GMC CCKW 軍用トラック 【軍事】

大戦期にアメリカで開発された、積載量2.5tクラスの6輪トラック。膨大な数が生産され、戦後も世界中で使われた。サンダースvs継続戦でBT-42の脇にいる。

Hyvāā Joulua 【一般】

継続のクリスマスイベントで掲げられていたフィンランド語。メリークリスマスに当たるフレーズで、hyvāāは「よい」、Jouluaは「クリスマス」を意味する。

INFOBAR 【一般】

沙織の携帯電話。TVシリーズで使っていたものと同一だが、今回、フロント側全体がはっきり画面に映ったことで機種の特定が可能になった。デザインの美しさで知られるストレート型の端末。

Korvapuusti 【一般】

フィンランドのシナモンロールのことで「ビンタされた耳」という意味。継続のクリスマスイベントで売られており、ミッコとアキも食べていた。

S&W モデル3 スコフィールド 【軍事】

『ダイコン・ウォー!』に登場するジェーンの銃のモデル。銃身を下に折って弾薬を交換する、トップ・ブレイク式という機構を採用している。ワイアット・アープが「OK牧場の決闘」で用いたことで知られる。

SF14Z 【軍事】

冒頭で大洗女子が知波単に追いついたときに優花里が使っていた、着弾の確認や距離測定に使用する双眼鏡(砲隊鏡)。その形状からカニ眼鏡とも呼ばれる。

T-26 【軍事】

継続が主力として用いる、45mm戦車砲を備えた3人乗りの軽戦車。戦間期から第二次世界大戦初期にかけてソ連で大量に生産され、フィンランドとの戦いに投入された一部が同国によって鹵獲、運用された。開発時期が古く、サンダースや大洗女子の中核戦車に比べると性能は見劣りするが、小型で隠れやすいことを生かした奇襲で両校を苦しめる。なお、継続の車輌のモデルは、フィンランドのパロラ戦車博物館に現存する、火炎放射器を搭載した型の武装を戦車砲にしたもの。

Taberna 【一般】

「酒場」を意味するスペイン語。『ダイコン・ウォー!』に登場する看板に書かれている。その下の見切れている文字は、おそらく“OARAI CORRAL”で“OK CORRAL”(OK牧場)のパロディ。

7100形蒸気機関車 【一般】

『最終章』第3話のBlu-ray・DVDに収録されているOVA『ダイコン・ウォー!』冒頭の蒸気機関車のモデル。明治時代に、北海道で運用するためアメリカから輸入された。

60式装甲車 【軍事】

自衛隊で使われていた装甲人員輸送車で、61式戦車などと並ぶ、戦後の国産装甲車輌の先駆け。サンダースvs継続戦で、隠れるT-26の右側に停まっていた。

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