第一印象からいちばんイメージが変わったのは、凛ちゃん
――アニメの放送スタートは、どんな心境で迎えましたか?
林 ようやく皆さんにMyGO!!!!!の物語を知っていただけるなっていう、安心感みたいなものがすごく大きかったです。MyGO!!!!!はプロジェクトのスタートからライブ活動が基本で、キャスト名も公開しないという、今までの『バンドリ!』シリーズの先輩方とは違う道筋をたどってきたので、みんな、「この子たち、どういう子なんだ?」って不思議に感じていたと思うんですよね。なので、やっと本格的にMyGO!!!!!を知ってもらえるアニメがスタートして、とにかくうれしかったです。
――1年以上活動をともにしてきたMyGO!!!!!の5人ですが、自分以外のメンバーの第一印象はおぼえていますか?
林 羊宮さんは、こんなに燈(ともり)にぴったりの子が見つかるんだ、ここまでハマり役の人がいるんだというのが第一印象です。凛ちゃんは、愛音(あのん)と違って超おとなしい子。クールビューティーでカッコいい、冷静な印象でした。青木さんは、最初に会ったときに「(林が出演していた)『キラッとプリ☆チャン』を見てました! 共演できてうれしいです!」って言ってくれたんですけど、『プリ☆チャン』がお気に入りってことは、この子は相当のアニメ好きだなって、まず思いました(笑)。小日向さんは、今もあまり変わっていないですけど、初々しくてピュアな子だなっていうのが第一印象ですね。
――4人の中で、最初の印象からいちばん変化したのは誰ですか?
林 凛ちゃんです。クールなイメージだったけど、めちゃめちゃ妹キャラでした(笑)。基本的にはノーブル(上品)という言葉がハマるような、賢くて理知的な品のいいお嬢様という雰囲気なんですけど、ちょっと甘えん坊なところもあって、すごくかわいいんですよね。だから、最初に抱いたイメージとは全然違うかも。ふたりで話していると「こうやって頑張りたいんだ」みたいな熱い気落ちも伝えてくれるので、当初のクールなイメージからはだいぶ変わりました。
第6話の「ありがとう」には、たくさんの意味がある
――この記事の公開は第10話の放送直前の予定なのですが、第9話までのストーリーを振り返って、心に残っているシーンを教えてください。
林 第6話は、立希が作曲に挑戦する回なので、すごく印象に残っていますね。燈の歌詞に心が動かされているからこそ、作曲に手は抜けないっていう気持ちが立希にはあって、だから一生懸命になりすぎちゃうんですよね。前のめりになりすぎて、うまくいかない。すごくいいものを作りたいんだけど、焦りすぎちゃってイライラする。そういうモヤモヤしている感情を出し続けるのが難しかったというか、ずっと気を張っていないといけない回だったなという印象です。あと、同じ第6話のラストのほう。愛音(あのん)と立希が追いかけっこをしていて、第5話では立希が愛音に「逃げんな!」って言ったのに、第6話では自分が愛音に「逃げんな!」って言われるんですよね(笑)。ギュッと立希と愛音の距離が縮まったというか、バンドメンバーになったんだなということがすごくわかるシーンだなと思いました。
――追いかけっこの最後は、ふたりでコケてしまいます。
林 そうなんですよね(笑)。それで燈に絆創膏を貼ってもらうんですけど、そこで立希が燈に「ありがとう」って言うんです。その「ありがとう」には、いろいろな意味があるんだと思います。ひとつは、絆創膏を貼ってくれたことに対する「ありがとう」。そして、燈が逃げないで追いかけてきてくれたことへの「ありがとう」。それから、燈が立希の居場所になってくれていることへの「ありがとう」。そう考えると、あの「ありがとう」ってすごく深いなと思って。表現する立場としても、難しいセリフでしたね。
5人を照らす街灯になった気持ちで見守ってほしい
――その後に待ち構えていた第9話は、衝撃の展開でした。
林 第9話は、皆さま本当に……(笑)。あれは、アフレコ現場にいてもつらい回でした。とにかくどうしたらいいんだろうって、ずっと思っていましたね。立希は第7話のライブからの流れでそよに怒られてしまい、そよと話をつけに行くんですけど、まさかあんなことを言われるなんて。追い討ちをかけるように「立希ちゃんは燈ちゃんがいればいいんでしょ」と図星をつかれて、悔しさと悲しさで胸がいっぱいになりました。そよが言っていることは間違っていないんです。立希にとって、燈はすごく大切なもの、居場所みたいな存在だから。でも、立希の中では楽奈(らーな)も愛音も、そよも大事なバンドメンバーのつもりだった。だから、そよに言われた言葉はショックだったと思います。そのつらさは私たちも一緒で、アフレコのときはそよと愛音、燈、立希で録っていたんですけど、休憩時間に会話がなくなるぐらいピリピリしていましたから。
――第10話以降の展開がとても楽しみです。
林 みんな不安になっていると思うんですけど、彼女たちは確実に動いているし、歩み出そうとしています。今はそれぞれの方向を向いちゃっているけど、それでも進んでいるとは思うので、これからの展開を恐れずに見守ってほしい。本当にそれだけですね。
――最終話に向けて、5人はしっかりと進んでいくということですね。
林 そうですね。5人の中では、楽奈ちゃんがいちばん平和なんですけど(笑)。あと、見ていてつらくなったときは、第4話くらいの仲よくしていた頃を見返してもらって(笑)。私たちも毎週「どうなるんだろう? どうなるんだろう? 今回は仲直りしてるかな? あぁ~、もっとこじれてる! あぁ~!」という感じでアフレコをしていたので、皆さんにはMyGO!!!!!の道しるべというか、進む先を示す光のような、街灯になったような気持ちで5人を照らしてあげてほしいなと思うし、優しく見守ってくださればいいなと思っています。
- 林 鼓子
- はやしここ 5月15日生まれ。静岡県出身。mitt management所属『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』では椎名立希役を務める。他の出演作に『キラッとプリ☆チャン』(桃山みらい役)、『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』(優木せつ菜役)など。趣味は、ミュージカル鑑賞、イラストを描くこと。特技は、ドラム、パーカッション全般、ピアノ。
『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』
TOKYO MX他にて好評放送中!
■CD情報
MyGO!!!!! 3rd Single『壱雫空』
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Blu-ray付生産限定盤/BRMM-10679
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<価格>
Blu-ray付生産限定盤/7,700円(税込)
通常盤/1,760円(税込)
<収録内容>
【CD】
1.壱雫空
2.栞
3.焚音打
4.壱雫空 -Instrumental-
5.栞 -Instrumental-
6.焚音打 -Instrumental-
【Blu-ray】※Blu-ray付生産限定盤のみ
MyGO!!!!! 3rd LIVE「声を抱えて生きる」
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・BanG Dream! 12th☆LIVE DAY2 : MyGO!!!!! 最速先行抽選申込券
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【詳細】
https://bang-dream.com/discographies/3368
MyGO!!!!! 1st Album『迷跡波』
2023年11月1日(水)リリース!
【詳細】
https://bang-dream.com/discographies/3457
■ライブ情報
『MyGO!!!!! 5th LIVE「迷うことに迷わない」』
<開催日程>
2023年8月12日(土)
<アーカイブ配信チケット>
受付期間/~2023年8月19日(土)22:00
視聴期間/~2023年8月19日(土)23:59
<価格>
4,900円(税込)
<受付URL>
https://eplus.jp/mygo5th-st/
『BanG Dream! 12th☆LIVE DAY2 : MyGO!!!!!「ちいさな一瞬」』
<開催日時>
2023年11月4日(土) 開場17:00/開演18:00(予定)
<会場>
東京ガーデンシアター
<チケット>
プレミアムシート/22,000円(税込)
一般指定席/9,900円(税込)
※本公演のチケット最速先行抽選には、発売中の『壱雫空』初回生産分に封入の申込券で応募可能
【詳細】
https://bang-dream.com/12th-live
Roselia『Farbe』
<開催日程>
2023年9月16日(土)、17日(日) 開場17:00/開演18:00(予定)
<会場>
有明アリーナ
<オープニングアクト>
DAY1/MyGO!!!!!
DAY2/Ave Mujica
※MyGO!!!!!の出演は16日(土)のみ
<チケット>
プレミアムシート/22,000円(税込)
一般指定席/9,900円(税込)
<受付URL>
一般販売受付中
https://eplus.jp/roselia_2023/
※先着順・なくなり次第終了
【詳細】
https://bang-dream.com/events/roselia_2023
- ©BanG Dream! Project