太陽に仕える12人の星娘たち

Cover Artカバーアート

太陽に仕える12人の星娘たち

Febriのカバーアートは、2023年4月からイラストレーター LAM さんによる1年間のコンセプト連載「太陽に仕える12人の星娘たち」がスタート。 太陽系をモチーフに、あたかも太陽に仕えるがごとく、そのまわりを巡る星たちのビジュアルイメージをお届けしています。

第11回目は75~76年の周期で地球に接近する、古来から語り継がれてきた有名な彗星「ハレー彗星」です。科学が発達する以前の世界では、突然現れ、光り輝く彗星は人々に恐怖を与え、凶兆とされてきました。そんなハレー彗星から「吉凶を占う怪しげな少女」のイメージが浮かびました。
星娘たちの前に定期的に現れては不穏な占いをするため、つねに煙たがられている彼女。悲観的で鬱屈(うっくつ)とした空気を纏(まと)っており、今までの星娘とはまた違った雰囲気を持っています。今回の星娘たちの物語は、彼女の登場で大きく動き出すことでしょう。人によっては生涯で二度見ることが可能なハレー彗星。次回の接近時にぜひ見てみたいですね。(LAM)

  • ©LAM/一迅社