TOPICS 2021.03.16 │ 12:02

総再生回数1億超え。SNSで話題の中国アニメ『万聖街』

昨年から日本でもSNSで話題となっている中国アニメ『万聖街』(ばんせいがい)。日本での展開も期待されるなか、今回、万聖街のアニメ立ち上げまでの経緯と作品の魅力について、制作スタッフである紫狗(脚本)と木吉(エグゼクティブプロデューサー)、MTJJ(監督)の3名にメールインタビューを行った。後半は貴重なアニメの設定資料も公開する。

文/編集部 翻訳/雍容

かわいくて、ずっと見ていたい。貴重な設定資料を一部公開

もっとアニメ『万聖街』を楽しみたい人へ

アニメを見て『万聖街』の世界にさらに触れたくなった人は、原作と共に世界観を共有している姉妹編にも手を伸ばしてみてはいかがだろうか。

アニメ『万聖街』の原作である『1031万圣街』は、企画は分子互動、作画は零子還有鈔によるWeb掲載の4コママンガ。2021年2月時点で公式微博では140万人以上のフォロワーを集める人気作品だ。現在は哔哩哔哩漫画(Bilibili Comic)万聖街公式微博(Weibo)にて好評連載中。アニメに登場しないキャラクターも多数いるので、ぜひあわせて見てほしい。
・『万聖街』公式ツイッター(@allsaintsstree1)

左は『万聖街』、右は『非人哉』の原作コミックス

中国の伝説に登場する神魔妖怪たちがひっそりと現代社会で暮らすコメディ『非人哉(ひとにあらざるかな)』は、「非人哉工作室」所属の一汪空气によるWeb掲載の4コママンガ。中国の伝統的な画風とマンガ的なエッセンスを取り入れた絵柄が特徴で、日本ではグッズ展開もされている。2018年にはアニメ化、2021年2月時点で公式微博では600万人以上のフォロワーを有し、マンガはウェブ上で100億回近く読まれている。現在も哔哩哔哩漫画などで好評連載中。同名のマンガを原作とした『非人哉』のアニメーションは、分子互動のアニメーションチームによって制作、現在72話までが公開されており、中国での再生回数は25億回に達している。『非人哉』のアニメーションは分子互動から許諾を得て『中国漫画館』が仮配信する日本語版も存在するので、こちらもチェックしていただきたい。