――毎回、次回予告のあとNHK Eテレでのオンエア時のみ流れていた特別パート「リエラのうた」はどのように見ていましたか？
伊達　自分が担当した曲以外はオンエアで初めて知る、ということが多かったです。映像はお花がモチーフになっているのですが、「これは何のお花だろう？」と調べるのが好きで。ちゃんと曲と関連があるんですよね。第2話ではかのんちゃんが、第3話では千砂都ちゃんが「Ⅿemories」という曲を歌っているのですが「曲のタイトル、そういうことでしょ!?」とか、曲名や歌詞の意味をみなさんと一緒に考えるのがすごく楽しくて、毎週楽しみにしていました。
岬　本編で「みんなすごい、がんばってるね！」と盛り上がった気持ちをひと区切りさせてくれるようで、私は毎回、曲に聴き入っていました。第8話はちぃちゃんの担当だったのですが、丸いものが好きなちぃちゃんに合わせて、飴とかドーナツとか丸いお菓子で囲まれているんです。本編とはまた違ったメンバーの姿が見られて、いっそうみんなのことが好きになれるコーナーだと思います。
伊達　みんなで歌いたい曲がいっぱいあるよね。
岬　「リエラのうたです」ってナレーションをつけてね（笑）。
伊達　言いたいよねー！　ちっちゃい子も歌ってくれていたらいいなって思っています。

――10月末からはLiella!初のライブとなる『ラブライブ！スーパースター!! Liella! First LoveLive! Tour ～Starlines～』が始まりますね。楽しみも不安もあると思いますが、今の心境はいかがですか？
伊達　7：3くらいかもしれません。７が楽しみで、３が不安。でも、これから不安のほうがだんだん大きくなっていくんじゃないかと思います。
岬　私、すでに半々なんだけど（笑）。最初にスケジュールを見せてもらったときに、短期間でたくさんの曲をおぼえないといけないと書いてあったんです。だからそれは覚悟していたのですが、まさかみなさんの前で初めて曲を披露するのがツアーになるとは思ってもいなかったので、また違った緊張や不安があります。

――1stライブが全10箇所のツアーというのはすごいですよね。各地の人たちに歌を届けにいこう、という思いを強く感じます。
伊達　私は宮城出身で、応援しているアーティストが地方まで来てくれるうれしさもわかるので、そういう意味では自分にとってもうれしいですね。
岬　私も地元は兵庫だし、このふたりにとってはうれしいよね。私たちがみなさんに届けたい、会いに行きたいという気持ちもあるのですが、以前は地方から応援する側だったからこそ、みなさんの気持ちと重なる部分も感じています。
伊達　私たちの最初の姿を全国のみなさんに見ていただけるのは感慨深いですし、絶対に成功させなきゃ！という思いでいます。

――ツアーの途中には、Aqours、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会との年越しカウントダウンライブ『LoveLive! Series Presents COUNTDOWN LoveLive! 2021→2022 ～LIVE with a smile!～』も控えています。
伊達　今からとても緊張しています！
岬　ツアーの合間のカウントダウンライブなので、ツアーで成長した部分をお見せできる機会なのかなと思っています！
伊達　シリーズの先輩方と一緒にやらせていただくからこそ、「この子たちが選ばれてよかったな」「Liella!のみんなも大丈夫そうだな」と思っていただきたくて。そのためにはみんながそれを強く意識しないといけないですし、ツアーやカウントダウンライブの準備を進めるうちに壁にぶつかるところも出てくるはずなので、5人で力を合わせて乗り越えていきたいです。私自身は「かのんちゃんだったらどうやるのかな？」と考えながら、みんなの助けになっていければと思っています。