――CDデビューも果たしたこの一年は、harmoeにとってどんな年でしたか？
小泉　はるちゃん（岩田）とはこれまで作品で共演したり、ふたりでやっている生放送（『岩田陽葵・小泉萌香 気の向くままに思うがままにっ！』）などで会う機会が多かったんですけど、最初に「ユニットを組みます」と言われたときは「何をするんだろう？」と思っていたんです。でも、プロジェクトが進むうちに、ユニットを組むことでいろいろな可能性が広がっていくんだなということがわかってきて、そこからはあれもやりたい、これもやりたいと思うとともに「ユニットって楽しい！」という気持ちがすごく大きくなりました。まだ一年しか経っていないですけど、私にとってharmoeがとても大切な存在になっていると思います。

岩田　デビューした年とは思えないぐらいに、すごく濃い一年だったなと感じます。「この出来事って、もっと前じゃなかったっけ？」と思ってよく考えてみるとまだ今年のことだった、ということが多くて、すごく驚きます。harmoeを通して出会えた方もたくさんいますし、私ももえぴ（小泉）から毎日すごく刺激をもらっているし、意識が変わった部分もたくさんあるので、忘れられない大切な一年になったなと思います。

――2022年は、harmoeとしてどんな一年にしたいですか？
岩田　harmoeを通して私たちのことを知ってくれて、応援してくださるようになった方がすごく多いんです。その中でも海外から応援してくださる方がたくさんいるのを知りました。「どこでharmoeのことを知ってくれたんだろう？」と気になってしまうくらい多いんです。今はまだ情勢との兼ね合いもありますけど、海外のファンの方も含めて、応援してくれているファンの皆さんのもっと近くに行けるような一年にしたいなと思っています。
小泉　グッズやフォトブックを作ったり、harmoeとしていろいろなことをやらせてもらえました。一年でこんなにいろいろなことができるんだなと気づけたので、2022年もイベントはもちろん、すでに発表されている『P’s LIVE～Nice to P’s you!!～』への出演だったり、いろいろな場所やステージに活動を広げていきたいです。私自身もharmoeの曲やダンス、世界観が大好きなので、来年は今年以上にいろいろな場所に行って、私たちのことを知ってもらう機会を増やせたらいいなと思います。

――とくに「ここに行ってみたい」という場所はありますか？
小泉　私は水族館が大好きなので、今のところ、harmoeで地方に行ったときには水族館に行かせてもらっているんですよ。だから、このまま全国のいろいろな水族館に行けたらいいなと思っています！（笑）　あと、今年作らせてもらった『harmoe PHOTO BOOK Ⅰ～京都編～』は、タイトルの通り京都で撮影したんですけど、今度は違う場所で撮ったフォトブックが作りたいです。ページを見ながら、私たちと一緒に旅行している気分になってもらえるようなものができたらいいですね。
岩田　それと同時に、もっといろいろな物語を表現したいので、そのためにもさらに自分のスキルを上げていきたいと思います。harmoeとしてアルバムも作りたいし、ライブもしたいですね。
小泉　ライブをするなら、ツアーもやりたいよね。はるちゃんが海外のファンの方の話をしてくれましたけど、harmoeには楽曲やMVの世界観を「海外まで届ける」というコンセプトもあるので、オンラインもいいのですが、やっぱり生で、リアルでその場の空気を感じてほしいなと思っています。国内ももちろんですが、いつかアジアツアーもしてみたいです！

――ユニットを離れて、個人的な来年の目標ややりたいことはありますか？
岩田　今日の撮影の合間にスタジオにあったピアノを弾きながら思ったんですけど、ピアノをもう一度勉強し直したいなと。もともとピアノを習っていたんですけど、久しぶりに触ったら全然できなくて。弾けるようになったらharmoeの活動にも生かせるかなと思うし、そういった「武器」をどんどん身に着けていきたいです。「個人的な」という質問でしたけど、結局はharmoeの話になっちゃいますね（笑）。
小泉　私も旅行に行きたいなと思うけど、結局それもharmoeで行きたいなって思っちゃうんだよね（笑）。はるちゃんだけじゃなくて、スタッフさんも含めたharmoeファミリーみんなで行きたいなって。そう思える人たちと一緒にharmoeの活動ができて、今はすごく幸せです。