――ヘアメイク中に成人式の話をしていましたよね。
ペイトン　はい！　お母さんの振袖を着て参加しました！　同級生の女の子たちも振袖を着ている子がほとんどで、みんなすごくかわいかったです。高校卒業以来、久しぶりに会った子たちばっかりだったんですけど、みんないい意味で変わっていなくて、私も「変わってないね！」と言ってもらったのでよかったなと思いました。楽しかったです！

――今回の連載のテーマは「お菓子＆スイーツ」。これまでとはちょっと違うアプローチのテーマになりました。
ペイトン　今までのテーマも全部好きなんですけど、今回はもう私がいちばん好きなテーマだったので「よっしゃ！」と思いました（笑）。

――ただ、前回の連載で「今年は甘いものを食べるのを週1回にする」と誓った直後にこのテーマで「Febri編集部は何を考えてるんだ!?」とは思いませんでした？
ペイトン　あはは！　「あれ？　ちょっと意地悪なんじゃないの？」とか……思っていないです（笑）。むしろルンルンで来ました！　それに、さっき言われるまで気づいていなかったというか、忘れていたんです。「今年は甘いものを週1にする」と誓ったこと（笑）。

――まさかの誓い自体をおぼえていなかったと（笑）。というわけで、撮影が終わった今の心境を教えてください。
ペイトン　とにかく、皆さんに早く見てほしいなっていう気持ちですね。連載の記事が公開されるたびに浪漫派（ペイトン尚未ファンの呼称）の皆さんが「うわー来たー！」ってすごく喜んでくださっているんですけど、今回は「うわっ！　好きなやつ！」みたいな反応が絶対に来ると思うので（笑）。私のことを応援してくださっている方は、私がフリルやレースがすごく好きなことも知ってくださっているし、私自身も今回の撮影のような雰囲気は自分のアーティスト活動でも大事にしているところなので、皆さんの反応が楽しみです。

――撮影中は、どんなことを意識していましたか？
ペイトン　今回に限らず、「撮影中はナルシストにならなきゃいけない」と、私はいつも思っているんです。テーマがある場合はそのテーマに沿って、たとえば、前回の連載は「悪のヒロイン」がテーマだったので「私はこの世界でいちばん悪くてカッコよくて、美しい幹部だ！」という気持ちで撮影に臨んでいました。今回は「私はこの世界の女の子の中でいちばんかわいい！」と自分を奮い立たせて（笑）。そういった気持ちで、いつも以上に甘めの表情をしたり、ウインクもたくさん見せたり。あとは、撮影で使ったお菓子もかわいいので、そのお菓子に負けないように！と思いながら、撮影してもらっていました。

――実際にお菓子を食べるシーンもありましたね。
ペイトン　おいしかったです！　もう私、たぶんダメですね……甘いものを週に1回にはできない（笑）。それがわかったので、甘いものを食べるのは月・水・金の週3回にします！　土・日は我慢して、月曜から1日おき。これなら週の半分以下！

――いろいろなお菓子、スイーツがありますが、いちばん好きなものは？
ペイトン　シナモン風味がちょっと苦手な以外は、甘いものは全部好きなんですけど、とくに好きなのはチョコ系で、中でもチョコソースを使ったクレープが大好きです。モチモチの生地にクリームとチョコソース、そしていろいろなフルーツが包まれていて、全部食べ終わったと思ったら、最後はチョコの染み込んだ生地が私をお迎えしてくれる……それが最高においしくて。ちなみに、私はそこを「チョコ溜まり」と呼んでいるんですけど（笑）。でも、もう何年も食べていないので、近いうちに食べたいです。おいしそうなクレープ屋さんは、リストにまとめているので！

――ニョッキ、ジェノベーゼ、カルボナーラ、純喫茶のリストがあると連載の第5回で話していましたが、クレープのリストも（笑）。
ペイトン　リストを作るのが好きだし、私の癖なんですよ。だから、どんどんリストが溜まっていくんです（笑）。

――自分でお菓子を作ったりはしますか？
ペイトン　ほとんど作らないですけど、いつかシフォンケーキを作ってみたいと思っています。シフォンケーキが名物になっている純喫茶があって、調べているうちに自分でも作ってみたいなと思ったんです。

――記事の公開が2月なので、バレンタインデーの思い出を教えてもらえますか？
ペイトン　悲しいことにキュンとするエピソードはまったくないんですが（笑）、バレンタイン当日にお友達の家に集まってゲームをしたことがあって。その日は友達も私も友チョコをたくさんもらっていたので、友達の家で一緒に食べていたんですよ。私は一気に全部食べる勢いだったんですが、友達はちょっと食べただけで「あとは1週間くらいかけて少しずつ食べる」って。「私って食い意地が張っているんだ」って、ちょっとショックでしたね（笑）。そして正直に話すと、ショックを受けつつも、結局その日のうちにもらった友チョコを全部食べ切りました（笑）。

――理想のバレンタインデーの過ごし方はありますか？
ペイトン　チョコレートのお酒があると聞いて、ちょっと気になっているんですよ。ホットチョコレートみたいなお酒らしくて、それをちょっとだけ嗜みながら、一緒にチョコレートを食べるとか！　いや、それだとさすがにチョコ酔いしそうなので（笑）、いちごとかのフルーツと一緒に飲むのがいいかも！　お酒はあんまり飲めないと思うんですけど、20歳になったからこそできることなので、もし機会があったらそういうバレンタインデーを過ごしてみたいですね。