TOPICS 2024.03.12 │ 12:01

ヒロイン本発売決定!
『ぽんのみち』キャストリレーインタビュー④ 江見 跳役・山村 響

5月17日(金)に発売が決定した『ぽんのみち公式ヒロインブック』(予約受付中)。ヒロインたちの設定資料を満載し、『五等分の花嫁』の春場ねぎ先生によるキャラクター原案、監督コメント付きの全話解説など、作品の魅力を詰め込んだ一冊です。ここではヒロインブックに掲載するメインキャスト5人のインタビューの一部を、ひと足先にお届けします!

取材・文/本澤 徹

クールから可愛い方向に演技を調整

――跳(はねる)の第一印象はいかがでしたか?
山村 オーディションを受けるにあたって全キャラの資料をいただいたのですが、可愛いな、顔がいいなっていうのが全員の第一印象でした。その中で跳には「すごく繊細そうで何かひとつ強いものを持っていそうだな」と感じました。
――オーディションでは役にすんなり入れましたか?
山村 「めちゃくちゃ明るくて可愛いです」というよりは「クールでかっこいい、だけど可愛い」みたいなイメージで、私、そういうキャラをよく演じさせていただいていたので、今までの経験を活かせそうという感覚はありました。ただ、いかんせんキャラクターデザインが可愛すぎるから……私は、自分の声を可愛いと感じたことがないので「自分の声には合わないかも」と思ったりもしました。

――では、普段とは声を変えたのですか?
山村 極端に作り込むということはなくて、キャラクターの絵を見て「こういう感じがいいんだろうな」というのを意識しながら声を出してみた感じです。オーディションのときは、本番よりも大人に作っていたかもしれないですね。資料のイラストがまだラフな状態だったこともあって、アニメのデザインよりも大人っぽく見えたので、クールが強めな声に作っていました。「私が跳を表現するとしたら、これが最高のかたちです」というものを提示させていただいたんですけど、自信はなかったですね。だから、決まったときはびっくりしましたし、すごくうれしかったです。

――役が決まってから、大人っぽさ、クールさを抑える方向で調整したのですね。
山村 そうですね。アニメの設定を拝見したら、オーディションのときよりも可愛い印象を受けたので、自分の中で調整して、現場で聞いてもらって「この感じでいきましょう」となったのが、今の跳の声です。
――その後、演じていく中で印象がさらに変化した部分はありますか?
山村 パッと見たときは、とっつきにくいというか、怖いところもある子なのかなと思ったんですけど、アフレコを通して跳との距離が近づくにつれて、そういうイメージは払拭されて、とっても優しくて思いやりがあるいい子なんだなと思うようになりました。
――イメージの変化が、劇中のなしこたちと同じですね。
山村 そうなんですよ。ギャップ萌えってやつですね(笑)。どんどん愛おしくなりました。

――跳のいちばんの魅力はどういった部分だと思いますか?
山村 やっぱり、今も言ったギャップですかね。見た目がクールな感じで、本人もすごくクールに振る舞っているんですけど、麻雀のことになると目を輝かせて喜んだり、みんながわちゃわちゃしているところで「楽しいな、フフフ」みたいに微笑んでいたり、パッと見のイメージとは違う部分をポロッと出してくれるところが、すごく素敵だなと思います。そういうギャップが見えるたびに、私は崩れ落ちています(笑)。
――なんだかんだ言いつつ付き合いがいい、という印象を受けます。
山村 そうなんですよ。猫みたいだと思っているんですよね。あまり興味がなさそうにしているけど、付かず離れずの距離でずっと同じ空間にいてくれる、みたいな……そういうスタンスがすごくいいなって思います。

麻雀の場面はスイッチを切り替える

――跳の印象に残っているセリフやシーンを教えてください。
山村 麻雀をやっているときや、リーチェと麻雀をしたいと言っているときの、熱い感じが印象的です。こと麻雀になると、普段のクールな感じからガッと切り替わって、熱い表情を見せますよね。アフレコでも「麻雀がとても好きな子だから、もっと熱くキリッと言ってみて」と音響監督の高橋(剛)さんから指示をいただいたこともあって、そういうシーンでは、自分の中でスイッチを切り替えて演じました。

――意識的に演技を変えていたのですね。
山村 ガラッと変えて、格好良くキリッとした感じに、かつ麻雀が好きだっていう感情が乗るようにしていました。だから、麻雀関連のシーンは印象に残っています。それから、クールで格好いいキャラだけに、ちょっとダメな跳を演じるときがめっちゃ楽しかったです(笑)。尾道観光をしているときに、体力がなくて人一倍ハーハー言っているところとか、ビーチバレーが全然ダメで「ふげー!」となっているシーンとかですね。どうやってより可愛く見せようかと考えて演じていました。
――両極というか、すごく格好いいシーンと、逆に隙が見えるシーンがいいということでしょうか。
山村 そうですね。跳は、パッと見はザ・クールという感じなので、感情の触れ幅があまりないような印象を受けるかもしれませんけど、結構表情豊かなんです。endmark

山村 響
やまむらひびく 声優、歌手。福岡県出身。2月10日生まれ。東京俳優生活協同組合所属。主な出演作品は『Go! プリンセスプリキュア』(天ノ川きらら/キュアトゥインクル役)、『かみさまみならい ヒミツのここたま』(蝶野ひかり役)、『戦翼のシグルドリーヴァ』(クラウディア・ブラフォード役)、『ピーター・グリルと賢者の時間』(リサ・アルパカス役)など。
書籍情報

ぽんのみち公式ヒロインブック

今回掲載したキャストインタビューのロングバージョンの他、『五等分の花嫁』の春場ねぎ先生によるキャラクター原案、スタッフインタビュー、監督コメント付きストーリーガイドなど、ヒロインの魅力をぎゅっと詰め込みました。カバーイラストは描き下ろし!

2024年5月17日(金)発売予定

  • ©IIS-P/ぽんのみち製作委員会