TOPICS 2024.03.06 │ 12:01

ヒロイン本発売決定!
『ぽんのみち』キャストリレーインタビュー② 徳富 泉役・若山詩音

5月17日(金)に発売が決定した『ぽんのみち公式ヒロインブック』(予約受付中)。ヒロインたちの設定資料を満載し、『五等分の花嫁』の春場ねぎ先生によるキャラクター原案、監督コメント付きの全話解説など、作品の魅力を詰め込んだ一冊です。ここではヒロインブックに掲載するメインキャスト5人のインタビューの一部を、ひと足先にお届けします!

取材・文/本澤 徹

泉は「じつは初心(うぶ)」というイメージ

――泉の第一印象はいかがでしたか?
若山 マルとバツの髪留めを付けているのが、まず印象的でした。それと「可愛いキャラクターだな」っていうのが、見た目で思ったことです。その後、オーディションの原稿を読ませていただいたら、結構お姉さんというか、いつものメンバーの中ではみんなをなだめる側で、ちょっと精神年齢が高めという印象を受けました。一方で、壊れるとどうしようもないみたいなところもあって……すごく親しみやすいし、実際に友達にいたらとっても楽しい子だろうなというのが、最初に感じたことですね。
――自分に似ていると感じる部分はありましたか?
若山 普段の自分を思い返してみると、家では結構男っぽいというか、性別に関係ないしゃべり方をすることが多いんです。泉も、性格はともかく、しゃべり方は若干男勝りな感じがある子なので通じる部分があって「こういう感じで話す子じゃないかな」というのはスッとイメージできました。だから、役には入りやすかったですね。

――演じていく中でイメージが変わったところはありますか?
若山 最初は、ちょっと姉御肌でボーイッシュなしゃべり方をする常識人、という印象だったんですけど、進んでいくにつれて、じつはとても初心(うぶ)で純粋な女の子らしい子なんじゃないかと思えてきたんです。麻雀に関しては、最初の3人の中では一歩先に行っているけど、他のことはあまりなじみがないのかもと想像していて、いろいろなことに憧れを持っているのでは?と思っています。私の勝手な解釈なんですけど、方言をあまりしゃべらないのは、尾道が好きな一方で、大都会である東京への憧れもあるからなのかな?とか。

――どのシーンで、そのように感じたのでしょう?
若山 本編にここっていうシーンがあるわけではなくて、アフレコの待ち時間にキャストの皆さんと「この子はじつはこうなんじゃないか」という話をすることがあって、その中でなんとなく固まっていった感じです。「ぱいちゃんは子供を育てていそう」とか「リーちゃんは、じつはちょっと怖い面があったりして」みたいな妄想話をする中で「泉って本当は恋愛はめちゃめちゃ初心なんじゃない」という話になって、そこからイメージができていったところがあります。あとは私自身が、こういうボーイッシュな子こそ初心だったら可愛いと思ってしまうので、自分の希望もありつつですね。

――若山さんから見た、泉の長所や魅力を教えてください。
若山 コミュニケーション力が高いっていうのが、まず大きいです。リーチェが入ってきたときも「一緒に麻雀やろうよ」という姿勢で接して、お嬢様だから他のメンバーとちょっと違うところも受け入れていきますよね。跳ちゃんのときもそうで、人と人との垣根をピョンと越えていけるところがあります。それから「なんでもまず全力でやってみる」ところですね。「挑む力」みたいなものが強いと思うんです。ベッチャー祭りの話では反強制的にしごきを受けるわけですけど(笑)、それを拒絶せずに「まあ、やってみよう」と思うことができるのがいいなと。あと『雀魂』で尾道杯をやっているときに、泉が抜けて3人+跳で戦うシーンがありますけど、泉は麻雀が好きなので、自分もやりたいはずなんです。でも、全体がよく見えているので、状況次第では自分がやらずに他の人に譲ることができる、バランサーとしての力も持っている子だと思います。

練りに練った第6話の「わからん!」

――泉のセリフやシーンで、印象に残っているものを挙げてください。
若山 第6話で徹夜で麻雀したときの、目がバキバキに決まっているシーンです。台本をチェックしたときに「ここは決めにいきたい」と意気込んだんですけど「ここ、面白いですよ」っていう感じにしてしまうと面白くないかなとか、葛藤があったんです。あの状態をどう面白く表現するかを考えて、たどり着いたのが大振りにしゃべるというやり方でした。

――「大振りにしゃべる」というのは?
若山 うーん、表現するのが難しいですね。いつもより口を大きく開けて演じていて、自分では普通にしゃべっているつもりなんだけど、普段より口が開いちゃっている、みたいなイメージです。その演じ方で「わからん!」って言った瞬間に、ぱい役の佐伯伊織さんがものすごく笑ってくださって、ご本人はもしかしたら申し訳ないと思っているかもしれないし、現場としてどうだったかはわからないですけど、私的にはすごくうれしかったです。
――笑ってほしいところで笑ってもらえた、ということですね。
若山 そう、笑ってほしかったんですよ! 「ちょっとおかしい感」が伝わって、ツボに入ってずっと笑っていただけたのが、すごく印象に残っています。endmark

若山詩音
わかやましおん 声優。千葉県出身。2月10日生まれ。劇団ひまわり所属。主な出演作品は『空の青さを知る人よ』(相生あおい役)、『SSSS.DYNAZENON』(南夢芽役)、『リコリス・リコイル』(井ノ上たきな役)、『ダンダダン』(モモ<綾瀬桃>役)など。
書籍情報

ぽんのみち公式ヒロインブック

今回掲載したキャストインタビューのロングバージョンの他、『五等分の花嫁』の春場ねぎ先生によるキャラクター原案、スタッフインタビュー、監督コメント付きストーリーガイドなど、ヒロインの魅力をぎゅっと詰め込みました。カバーイラストは描き下ろし!

2024年5月17日(金)発売予定

  • ©IIS-P/ぽんのみち製作委員会