TOPICS 2024.05.28 │ 18:00

ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン
越前リョーマ役 今牧輝琉×手塚国光役 山田健登 対談①

「ミュージカル『テニスの王子様』(以下、テニミュ)」4thシーズンの青学(せいがく)から、越前リョーマ役の今牧輝琉さんと手塚国光役の山田健登さんの対談をお届けします。前編では、2021年の「青学(せいがく)vs不動峰」から今年の3月まで上演された「青学(せいがく)vs立海」と、同じ青学(せいがく)のメンバーとして約3年もの時間をともに過ごしたふたりにこれまでを振り返ってもらいました。

取材・文/おーちようこ 撮影/松本祐亮 ヘアメイク/相澤玲亜、岡里美、田中なつき スタイリング/村留利弘(Yolken)

テニミュは僕の生活、そして人生の一部(今牧)

――おふたりは3月に大千秋楽を迎えた「青学(せいがく)vs立海」公演にて、テニミュ4thシーズンの本公演を卒業となりました。まず、これまでそれぞれの役を演じてきた今の気持ちを教えてください。
今牧 テニミュについて話をするとき、この作品に出演された先輩方は「青春」という言葉を絶対に使われるのですが、僕も本当にその通りだと思っています。じつはこれまで部活動をほぼやったことがなかったし、スポーツもあまり得意ではなくって。でも、テニミュに出演させていただいたことで、テニスに青春をかけた仲間との、まるで部活動のような経験をさせてもらいました。今やテニミュはすっかり僕の生活の一部、人生の一部になっていて、気付けばテニミュのことばかり考えています。そんな風に自分の時間を捧げることができる作品と出会えたことに感謝しています。

山田 僕は、本当に濃い時間だったな、というのが正直な感想です。濃すぎて、あっという間でした。この先、生きていくうえで、この時間のことを思い出すときが絶対に来るだろうなと思いますし、あのときはキラキラしていたな、全力だったなと、きっと胸を張って言える時間になったと思います。第2の青春ですね。今でもおぼえていますが、初めてテニミュの舞台に立ったとき、足の震えが止まらなくて。3年が経った今も、いい緊張感があるのですが、この緊張を乗り越えられたことで、この先の芸能人生で大変なことがあっても、同じように乗り越えていけると感じています。

手塚と僕の気持ちが重なる瞬間があった(山田)

――ここまで役を演じてきたなかで、自分が変わったなと思うところや、気付いたことはありますか?
今牧 僕は不動峰公演から聖ルドルフ・山吹公演までの間に、いろいろな学びや変化があって、リョーマの演じ方が変わりました。意識したのは、リョーマというキャラクターを保ちつつ、中学1年生らしい幼さや、頼りになるけどどこか危なっかしい感じを表現すること。中学生時代の自分を思い出しながら演じてみるなかで、リョーマはかっこいいだけじゃなくって、かわいいところがあるんだと発見できて。また新しい気持ちでリョーマを演じることができるようになったと思っています。

山田 僕は氷帝公演で、手塚国光と山田健登が重なった瞬間がありました。クールな印象が強い手塚ですが、じつは内に秘めているものは誰よりも熱くて、チームのことを誰よりも思っている。だからこそ自分を犠牲にしてまでも、みんなとの約束を果たそうとしていて。その姿を演じたときに僕と手塚の気持ちが重なって、山田健登として本気で「この仲間を全国に連れていきたい」と思えたんです。手塚の願いが、自分の願いそのものになった瞬間でしたね。

――ここは成長したと感じた部分を教えてください。
今牧 自分で言うのもちょっと気持ち悪いんですが(笑)、リョーマの粘り強さやとっさの発想力みたいなものが似てきたと思っています。リョーマって、あと1ポイントで負けてしまうような窮地に立たされたときでも、ギリギリまで最善策を出そうとしている。そういったとっさの判断力やあきらめない気持ち、すぐに行動する力が僕にも生まれてきたように感じます。

山田 これまで、いろいろな取材で手塚と僕は似ていないと話してきたのは、手塚と僕には正反対の部分しかなかったからです。でも、正反対だったからこそ、自分の中に役を落とし込みやすかったのかなと思っていて。手塚が持っていて、僕は持っていないものがたくさんあったのですが、それはこれから生きていくうえで必要になるだろうなというものばかりで。それらが今の僕に身についているかはかわからないですが、彼を演じるなかでいろいろなことを学ぶことができたと思っています。

――ご自身のお芝居以外に、青学(せいがく)チーム全員で心がけていたことはありますか?
山田 ベンチワークでの空気感ですね。テニミュ4thシーズンが始まったばかりの頃に、脚本・作詞・演出の三浦 香さんから台詞がないところの姿こそ大事で、そこでの物語をちゃんと作っていってほしいという言葉をいただいて。「青学(せいがく)としてベンチでどんな風に存在しているか?」を大切に、青学(せいがく)メンバーの中で話し合いながら、僕たちの青学(せいがく)を作っていきました。

今牧 そうだね。endmark

作品概要

ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン Dream Live 2024
~Memorial Match~

原作 許斐 剛『テニスの王子様』(集英社 ジャンプ コミックス刊)

構成・演出 三浦 香
音楽 坂部 剛/Yu (vague)
振付 遠山晶司(梅棒)/YOU

主催 テニミュ製作委員会

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■ライブ配信・アーカイブ配信実施決定!
5月25日(土)12:00/17:00兵庫公演、6月2日(日)12:00/17:00(大千穐楽) 東京公演を動画配信サービス「U-NEXT」にてライブ配信・アーカイブ配信いたします。詳しくは下記URLよりご確認ください。
https://t.unext.jp/r/4th_dl2024

■Blu-ray/DVD発売決定!
2024年11月13日(水)にBlu-ray/DVDの発売が決定いたしました。
詳しくは下記URLよりご確認ください。
https://www.tennimu.com/discography/tennimu/fourth/4th_dl2024/

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  • ©許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会