TOPICS 2024.03.15 │ 15:00

ペイトン尚未の「並行多元ヒロインズ」第9回
好きと憧れが詰まった「ピンク髪の女の子」(中編)

「ピンク髪の女の子」をテーマに撮影した、声優・ペイトン尚未のフォト&インタビュー連載「並行多元ヒロインズ」第9回。その中編では「もし、アニメでピンク髪の女の子を演じるなら?」というトークからスタートし、衣装のテーマであった「高飛車な女の子」にちなんで、高飛車お嬢様キャラについてのイメージを語ってもらった。

取材・文/大久保和則 撮影/松本祐亮 ヘアメイク/三反理沙子 スタイリング/佐野夏水 衣装協力/Angelic Pretty

「元気」や「優しさ」が思い浮かぶピンク髪の女の子

――今回の撮影ではウィッグをつけて「ピンク髪の女の子」に変身してもらいましたが、「ピンク髪のヒロイン」は数え切れないほど存在します。印象深い「ピンク髪のヒロイン」にまつわるエピソードを教えてください。
ペイトン うわー! いっぱいいるんですよね。私が大好きな『プリキュア』シリーズだけでも、何人ピンク髪の女の子がいるんだっていう(笑)。でも、『プリキュア』はこの連載で毎回のように語っているので、それ以外で話しますね。まず、挙げたいのが『魔法少女まどか☆マギカ』の鹿目まどかちゃん! まどかちゃんのピンク髪って、ちょっと短いじゃないですか。その短めの髪をツインテールにして、赤いリボンがすごく特徴的だし、本当にかわいくて好きです。彼女は慈悲深いというか、すごく優しくて、自分よりも他人を優先するような考え方をしますよね。そんなまどかちゃんの優しさがあふれて、物語もああいう結末になったと思うんですけど……そういう彼女だからこそ、すごく好きなのかなとも思います。今は、新作劇場版が本当に楽しみです。

――他に好きなピンク髪のキャラクターを挙げると?
ペイトン ひと目惚れしたピンク髪のキャラクターなんですけど、『シャインポスト』という作品の螢さんというキャラクターです。螢さんはアイドルなんですね。私はリアルタイムで見ていたんですけど、第1話は主人公たちが螢さんのライブを見に行っているシーンから始まるので、最初に歌が流れてくるんです。螢さんのCVが大橋彩香さんで、歌声が本当に素晴らしくて。見た目もかわいくて、憧れます。そこで歌っているのは「Sweet Surrender」という曲なんですけど、とてもいい曲なので浪漫派(ペイトン尚未ファンの呼称)は絶対に聞いてみてください! 皆さん、絶対に気に入ると思いますよ!

――今後、ピンク髪のヒロインをアニメ作品で演じるとしたら、どんなキャラクターだと面白そうだなと思いますか?
ペイトン 私がイメージするピンク髪の女の子は元気だったり、優しいイメージが強いので、そういったキャラクターを演じたいという気持ちがあります。もちろん、ダークだったりシリアスだったりするピンク髪の女の子もいるし、そういうヒロインも演じてみたいんですけど。

高飛車な女の子は、そうじゃない子よりかわいくしてあげたい

――今回の衣装には「ちょっと高飛車なお嬢様」のイメージもあったんですよね。
ペイトン 事前に聞いていました。でも、正直そこは全然意識できていなくて。どうしても「ピンク髪だ! わーい!」の気持ちでいっぱいになってしまって……すみませんでした(笑)。

――とはいえ、せっかくなので(笑)「高飛車なお嬢様」のイメージについても聞いてみたいと思います。どんなイメージが思い浮かびますか?
ペイトン まず、悪役であろうと味方ポジションであろうと、そういうキャラクターは大好きです。出てきた途端に「あー、好き好きー!」になると思います(笑)。なんか、憎めないじゃないですか。嫌いになれないというか。現実世界ではあまり「よし」とはされないかもしれないですけど、アニメやマンガに高飛車なお嬢様キャラクターが登場したら、そのキャラクターをずっと貫いてほしいなと思います。高飛車なお嬢様キャラ、好きだし魅力的です!

――高飛車なお嬢様を演じることになったら、どんな部分にこだわりたいですか?
ペイトン 私が担当している平安名すみれちゃんも、めっちゃいい子だけど高飛車ですよね。高飛車よりも、「いい子」がだいぶ勝っちゃっていますけど。高飛車な要素がある女の子のセリフは、そうじゃない女の子以上に「とことんかわいくしてやるぞ!」と思いながら挑んでいます。その上で、いかに愛してもらえるようなお芝居ができるかが大切だと思っています。

「高飛車なお嬢様」に重要な「もうひと要素」を考える

――アニメやマンガに登場する高飛車な女の子が人気を集めるのは、高飛車な一方で「らしからぬ一面」があって、そこに惹かれる人が多いからだと思うのですが、高飛車なお嬢様キャラクターにこんな一面があったら面白そうだなという要素を挙げるとしたら?
ペイトン 今、パッと思い浮かんだのは「高飛車なお嬢様だけど、家はめっちゃ一般家庭」みたいな。そういう、高飛車なお嬢様をみんなの前では演じているけど、じつはめっちゃ普通の女の子ってすごく楽しそうだなと思うし、やってみたいと思います。

――家には頑なに友達を呼ばなかったりするんでしょうね。
ペイトン きっとそうですね!(笑) 「えー! そんなにお家が広いんなら呼んでよ! みんなでパーティーしようよ!」って主人公やその友だちに言われても「ちょと無理よ。私の家は本当に広くて部屋が多すぎるから、みんな迷ってしまうわ!」なんて返したり(笑)。

――なるほど、さすがの設定です!
ペイトン お弁当は、みんなに隠れてひとりで食べるんです。「今日のおかずはキャビアなんですのよ」とか言っておいて、本当はおにぎり1個。それをこっそり屋上で食べる(笑)。

――いじらしいですね。
ペイトン かわいい♡endmark

関連情報


ペイトン尚未2nd LIVE 『泡沫』

<開催日時>
2024年3月20日(水・祝) 開場 16:00/開演 17:00

<会場>
森のホール21

<チケット>
全席指定:7,700円(税込)
チケット一般発売中!

<受付URL>
SMA TICKET
https://sma-ticket.tstar.jp/artist/paytonnaomi

イープラス 
https://eplus.jp/naomi_payton/

ローソンチケット 
https://l-tike.com/naomi-payton/

チケットぴあ 
https://w.pia.jp/t/naomipayton-c/
 


ペイトン尚未 3nd Single『コスモノーツ』
品番/SLRL-10128
価格/2,500円(税込)
発売日/2024年3月13日

〈収録曲〉
01.コスモノーツ

02.アリア

03.だから

04.コスモノーツ -Instrumental-

05.アリア -Instrumental-

06.だから -Instrumental-