TOPICS 2024.06.22 │ 12:00

ペイトン尚未の「並行多元ヒロインズ」第12回
俺のお気に入りの和カフェでギャル店員が働き始めた(中編)

「和カフェ×ギャル」という、これまでよりも飛躍したテーマに挑む、ペイトン尚未のフォト&インタビュー連載。第12回の中編では、架空・現実問わずギャルマインドを持った人物を思い浮かべながら、「ギャル」という存在に惹かれる理由を分析する。会うとこちらの気分まで明るくなるという先輩の名前は――?

取材・文/大久保和則 撮影/松本祐亮 ヘアメイク/三反理沙子 スタイリング/佐野夏水

「ギャルマインド」を持った、身近な先輩

――いろいろなアニメ作品にも登場する「ギャル」ですが、印象に残っている作品やキャラクターはいますか?
ペイトン 今放送されている『声優ラジオのウラオモテ』という作品があるんですけど、主人公がギャルなんですよ。すごくかわいいJKなんですけど、ギャルを隠しながら声優として活動している、というところから物語が始まります。まだ放送中なので最後までは語れないんですけど、本当にかわいいなと思いますし、私も高校時代にこういう格好がしたかったんだよなーって、すごく共感しながら見ています。

――たしかに、女性声優の一般的なイメージとギャルは、かなりギャップがあるように感じます。
ペイトン ありますよね。実際、「ギャルじゃないほうが好きだ」とおっしゃるアニメファン、声優ファンの方は少なくない印象なので、ギャルっぽくなるのはなかなか難しいしいとは思うんですけど、個人的には「いいじゃん!」と思います!

――一方で、ギャルに憧れがあったり、マインド的にギャルっぽい要素がある女性声優は意外と多いんだなと、取材をしていて感じます。
ペイトン きっとたくさんいらっしゃると思うので「もっとみんな出していきましょう!」と思います! でも、声優仲間ではパッと思い浮かばないな……。あ、私です!(笑)  事務所の先輩にはいらっしゃるんですけど、ギャルってわけじゃないんですよ。でも、すごいオシャレで、すごいポジティブで。お会いすると、私の気持ちもパーっと明るくなっちゃうような方がいます。

――ちなみにどなたですか?
ペイトン 星希成奏さんです。ご本人がどう自分を捉えているのかはわからないのですが、私にとってはお会いするたびにポジティブになれる方で、そこに「ギャル要素」があるなーと。大好きな先輩です。

――世の中みんながギャルマインドだったら、めちゃくちゃポジティブな世界になりそうです。
ペイトン 本当にそうです。「なんでみんなギャルにならないんだろう?」と思いますよ。なろうよ! 見た目とかの問題じゃなくて、マインドギャルになりましょう!

「優しいギャル」より「強いギャル」を演ってみたい

――もしもギャル系のキャラクターを演じるとしたら、どんな設定が理想的ですか?
ペイトン 優しいギャルもいいんですけど、私は「強いギャル」をやってみたいです。優しい部分もあるけど、普段はそれを見せないんです。だから、まわりの人からは「ちょっとあの子、無愛想だよね」とか「怖いよね」なんて勘違いされているっていう。でも、じつは勉強も真面目にやっていて、スポーツも得意だったり、気怠そうにしながら何でもできちゃうような万能ギャルをやってみたいです。

――今回のもうひとつのテーマ、カフェが舞台のアニメ作品で好きなものはありますか?
ペイトン カフェが舞台だと、やっぱり『ごちうさ(ご注文はうさぎですか?)』のイメージが強いですね。カフェ系の作品だったら、韓国系カフェがすごく流行っているので、新大久保とかにあるような韓国系のカフェとか……。でも、新大久保だといつも混んでいるから場所は地元の埼玉で! 埼玉のお店だけど新大久保にあるような韓国系カフェ(笑)。そこが舞台の作品に、店員のギャルとして出演したいです!

心に残っているカフェメニュー

――これまでの連載でもお気に入りのカフェの話題が何度か出てきましたが、「これがおいしかった」など、思い出に残っているメニューはありますか?
ペイトン 京都にある「茶寮翠泉(さりょうすいせん)」というめちゃくちゃ有名なお店なんですけど、そこのわらび餅のセットがすごく好きです。あとは、京都の嵐山の近くに、もともと銭湯だった場所を改装してカフェにしている「嵯峨野湯」というお店があるんです。カレーをいただいたんですけど、すごくおいしかったので思い出に残っています。叔母に教えてもらって行ったんです。叔母と祖父が、喫茶店好きで詳しいんですよ。

――銭湯の雰囲気は残っているんですか?
ペイトン 残っていました。体重計も置いてあるんですけど、絶対に乗りたくないですね(笑)。お土産にかわいいクッキー缶が売っていたので、嵐山に行かれた際にはぜひ行ってみてください。

――京都には「喫茶店文化」みたいなものが根付いているんですかね。
ペイトン やっぱり観光客の方が多いのもありますかね。外国人観光客の方の英語での注文にも、カフェの店員さんがにこやかに対応されていたのがすごく印象に残っていて、さすが京都だなと思いました。

――京都の他の和カフェにもよく行きますか?
ペイトン 和カフェ自体には何回か行ったことがあって、好きなお店もあります。抹茶のクリームあんみつみたいな、アイスクリームと小豆とわらび餅が乗っている、本当にザ・和風みたいなスイーツのお店がすごく好きで、よく行くところがあります。でも、今回撮影に使わせていただいたお店ほど世界観が凝っているところは、あまり記憶にないですね。すごく素敵な空間で、ずっと居たくなっちゃいます。

――今回は「カゼトソラ」というお店を撮影にお借りしたのですが、お店の印象を、もう少し詳しく教えてもらえますか?
ペイトン 来る前は、和の雰囲気に全振りしているのかなと思っていたんですけど、お店の奥にはギターが置いてあったり、ちょっとした「洋」の要素も垣間見られて、すごく面白い空間だなと感じました。お庭も素敵ですよね。昔の日本家屋そのままの姿を見られるのも、すごく貴重だと思いますし、そういうものに関心がある方には、ぜひ来ていただきたいですね!endmark

関連情報

【撮影協力】
カゼトソラ

<住所>
江戸川区西小岩3-27-12

<営業時間>
カフェ/12:00~16:00(入店は15:00まで)
営業日/金曜日・土曜日

蕎麦屋/17:30開店~21:30ラストオーダー(入店は19:00まで)
営業日/木曜日・金曜日・土曜日
※蕎麦屋は予約制です

<Webサイト>
https://men-yu.peewee.jp/sobaya_cafe.html

 
【開催情報】
ペイトン尚未バースデーパーティー2024『ミラクル』

<開催日時>
2024年6月29日 (土)
昼公演 開場時間/13:00 開演時間/14:00
夜公演 開場時間/16:00 開演時間/17:00

<会場>
NEW PIER HALL

<チケット>
全席指定:7,700円(税込)
チケット一般発売中!

<受付URL>
SMA TICKET
https://sma-ticket.tstar.jp/artist/paytonnaomi

イープラス
https://eplus.jp/naomi_payton/

ローソンチケット
https://l-tike.com/naomi-payton/

チケットぴあ
https://w.pia.jp/t/naomipayton-tky/

<有料生配信(夜公演のみ)>
視聴券:3,300(税込)
Streaming+
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